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「~しちゃダメ!」「~しなくちゃ!」・・・それって本当???

皆様こんにちは。
ことのは心理研究所 事務局の須藤です。


TA講座のご報告もいよいよ佳境。

今回は「禁止令」と「拮抗禁止令」です。

「禁止令」とは

主に親(場合によっては「同居している大人」や「影響力の強い大人」)から
子供が(こども)らしく自由にふるまうことに対して与えられる「禁止」(~してはいけない。)

です。

禁止令は感情的なディスカウントなため、これを受けた子供は衝撃を受けます。
そして、感情的な負の反応パターンが根深く刻まれることになります。

無意識レベルに刻まれた反応は「わたしは~という人間なのだ」という歪んだ自己概念を作り
その後大人になって人生を歩んでいく際の様々な選択や反応に影響を与え、
人生全体のストーリーの底辺を流れるテーマとなってしまう可能性があります。


また「拮抗禁止令」とは


主に親(場合によっては「同居している大人」や「影響力の強い大人」)から
「~すれば愛してやろう。」という、在り方や行動の許可

です。

子供が(こども)らしく自由にふるまうのではなく、親の考え方や信念、あるいは成功法則にのっとった
指導メッセージです。

拮抗禁止令は親からの指導的なディスカウントや否定的ストロークの為
これを受けた子供はそれに沿った在り方や行動パターンを身につけていきます。
そのメッセージが歪んでいたり極端だった場合は、無意識で自らを駆り立てていくパターンが
根深く刻まれることになります。

この駆り立てられるパターンは自らが自覚し、手放していこうと決意しない限り、生涯を通じて
その人を動かし続けます。

また、拮抗禁止令は一見すると社会的に評価されたり認められたり
一定の評価を受けることにつながります。
しかし「やりたいからやっている。」「楽しんでやっている。」わけではなく
根底には「~しないわたしはダメなんだ。」と常に不安感や不足感
あるいは焦燥感や無力感を抱えています。
そのため、何か大きな出来事が発生したり、体調を崩したり、あるいは体力の衰えにより
それをやり続けることができなくなった時、大きな心理的危機が訪れる可能性があります。




親の一時的な感情や、「よかれ」と思っての言葉が、子供の後々の人生にまで大きく影響を与えるとは驚きです。
そして始末の悪いことに、言った当人である親のほうは
「そんなこと言ったっけ?」と忘れている場合もあります。


あなたの中にもし「~してはいけない」「~しなければならない」といったものがあるとしたら
自分自身にこう問いかけてみてください。

「それって本当?」

って。


そして、現在のあなたにとって必要でないのなら、その禁止令や拮抗禁止令は有効期限が切れています。

もう採用し続ける必要はありません。

 

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